日本酒の産地として有名な京都・伏見で名水を使った水出し珈琲の専門店をしていました。場所は坂本龍馬の定宿として有名な寺田屋のすぐ近く。2023年3月15日の閉店まで「珈琲房 きた家」という名前で永らくお世話になりました。
きた家の始まりは2000年に遡ります。
ご縁があって竜馬通り商店街に「きた家」を開店することになりました。
順調なことばかりではありませんでしたが「きた家」の珈琲が飲みたいという地元のお客さまの声に支えられ、夫婦二人で頑張ってきました。
そして2011年には「開運タロット占(珈琲付)」を始めて、徐々に認知されるようになりました。また有り難いことに遠方から占いのためにご来店頂くお客様も増えていきました。
お店の雰囲気も少し独特で「何屋さんやろ」と思われる色々なものが並んでいました。それはたくさんの「ご縁」に支えられてきた「きた家」らしさでもあり、たくさんの「ご縁」が集まる場所としていられたのは本当に有り難く、お客様や地域の皆さんと素敵な時間を過ごせました。
MBSテレビ「ごぶごぶ」(浜田雅功さんと東野幸治さんが来店)
「水出し珈琲」とはお湯ではなく冷たい水で時間をかけて抽出するコーヒーです。
きた家では、伏見の清酒の仕込水 白菊水 を使用し、六時間もの時間をかけて抽出しています。その特徴は、コーヒー豆の油を抽出しないため酸化しにくく、後味がスッキリしたマイルドなコーヒーに仕上ります。
伏見の水に合うコーヒー豆「炭火モカブレンド」を使用。
伏見の名水で一滴一滴ゆっくり落としてコーヒー豆本来の美味しさを引き出します。
熱湯での抽出をしておりませんので酸化されにくく、苦みや余分な渋さがございません。また胃にも優しく、保存にも適しています。
(※現在は水出し珈琲はおこなっておりません)